
ビタミンKのダイエット効果は、
- ダイエット効果はありませんが止血効果に必須!
デス!
ビタミンKって何デス?
ビタミンKは、脂溶性ビタミンなのです。
ビタミンKには、いっぱい種類がありまして、ビタミンK1~K5まで5種類もあるのデスよ。
- ビタミンK1はフィロキノンと呼ばれ、お野菜などの植物とお魚に含まれているのです。
- ビタミンK2はメナキノンと呼ばれ、お肉や乳製品、そして特に納豆にいっぱい含まれているのです。
- ビタミンK3はメナジオンと呼ばれ、化学的に作られたモノなのです。副作用が強いので、人間にはあまり使われない子です。
- ビタミンK4はメナジオールと呼ばれ、ビタミンK3と似ているのです。
- ビタミンK5はビタミンK4と似ているのです。
基本的に、人間の体の中で使われるのは、ビタミンK1とビタミンK2だけデスので、フィロキノンとメナキノンだけ覚えておけば良いデスね。
ちなみに、ビタミンKはお腹の中でも作られるのです。
加えて、体の中には、ビタミンKサイクルというビタミンKを再利用するシステムがあるのデスよ。
そのため、ビタミンKは欠乏しにくいビタミンなのデスね。
ここまでをまとめると
- ビタミンKには5種類ある
- 止血にかかわることから「止血のビタミン」とも呼ばれる
- ビタミンK1とビタミンK2がおもに体の中で使われる
- 体の中で作ることができ、再利用もできるため、不足しにくい

ビタミンKの、おもな働きは止血効果や骨を丈夫にする効果!なのです。
特に、止血には欠かせない子なので、「止血のビタミン」なんて呼ばれることがあるのデスよ。
そして、この子の性質は、
- 脂溶性ビタミンなので油にとけやすい
- 熱にわりと強い
です。
油にとけやすく熱に強いということは、炒めものなんかに向いていマスね。
お料理という観点からすると、比較的とりやすいビタミンだと思います。
ビタミンKがよく含まれている食品としては、
- お野菜
パセリ
しその葉
モロヘイヤ
あしたば
バジル
かぶの葉
よもぎ
ひじき
ホウレンソウ - 藻
わかめ
のり - その他
緑茶
紅茶
納豆
炒めものに向いてそうなのはホウレンソウくらいしか思いつかないです。
それより、紅茶でとれるのはうれしいデスね。
コーヒーも好きですが、紅茶も大好きなのです。
たまに飲みたくなる緑茶にも入っているのもうれしいデスね。
ちなみに緑茶の中の玉露は、普通のお茶の1.5倍くらいビタミンKが含まれているのデスよ。
気になったので、玉露と煎茶の違いを調べてみたのデスが、
- 煎茶:育てるときに普通に育てる
- 玉露:新芽が出たら、日光を当てないように育てる
という違いがあるんだそうデスよ。
これによって、玉露には、甘味とコクのある味わい、そして独特の風味が出るんだそうです。
ふむ~勉強になりました。
ビタミンKに期待できる効果って何デス?
ビタミンKに期待できる効果は、
- 止血効果!
- 骨や歯を丈夫に
です。
止血効果!
ビタミンKは、血を止めるのにすごく大事な働きをしているのです。
けがをしちゃうと血が出ちゃいますよね。
血が出ると、血が固まってかさぶたになるのデスが、そのかさぶたを作るのに頑張っている子を助ける子を作るのがビタミンKなのです。
流れとしては、
- 血が出る
- 血を止めないと~とフィブリノーゲンという子がかけつける
- ビタミンKが「ちょっと助けてやるか」とトロンビンという子を作ってあげる
- トロンビンが力を発動!
- フィブリノーゲンがフィブリンに変化する
- フィブリンがかさぶたになって血を止めてくれる
こんな感じなのです。
また、普段流れてる血液がかってに固まっちゃわないように働いてるのもビタミンKなのです。
血液の健康には欠かせない子なんデスね。
ちなみに、ビタミンKのKは、ドイツ語で凝固を表す「Koagulation」の頭文字から取られたんだそうデスよ。
骨や歯を丈夫に
骨や歯というと、カルシウムが頭に浮かびマスよね。
ビタミンKは、カルシウムを作る手助けをしたり、骨からカルシウムが出ていくのを止めてあげたりするのです。
ビタミンDと一緒になって、骨や歯の健康に役立ってくれている子なんデスね。
また、カルシウムをコントロールする能力で、動脈硬化などの病気も防いでくれるんデスよ。
血管にカルシウムがくっついちゃうと、石灰化といって、血の流れが悪くなっちゃうのです。
ビタミンKが、それをペリペリとはがしてくれるおかげで、血液の流れが良くなるんデスね。
ビタミンKの注意点って何デス?
ビタミンKは脂溶性のビタミンデスので、摂りすぎた分は体にたまってしまいマス。
ただ、とりすぎてしまった場合の副作用は、まだ見つかっていないんデスよ。
そのため、これ以上とっちゃだめ!っていう耐用上限ももうけられていないんデスね。
逆に、ビタミンKが不足すると、
- 血が止まるのに時間がかかる
- 鼻血が出やすくなる
- 骨がもろくなっちゃう
- 歯が弱くなる
- 赤ちゃんは命の危険も!
などが起こっちゃうようなのです。
赤ちゃんについては、普通の病院であれば、ビタミンK2が入ったシロップを飲ませてくれマスので、ひとまず安心なのです。
ただ、その後も必要になりマスし、母乳にはビタミンKが少ないようデスので、お母さんがしっかりとビタミンKをとってあげる必要があるようデスよ。
赤ちゃんが小さいうちは、サプリメントや玉露ガブ飲みでビタミンKをとっていきたいデスね。