
最近なんだか、
「糖類ゼロ~!」とか
「糖質ゼロ~!」とか
聞くことが多いのデスよ。
そもそも糖類ってなんでしょ?
糖類って何デス?
糖類は単糖類と二糖類の総称なのです。
でも、糖アルコールは除くのデスよ。
って書くと、なんだかわかりづらいデスね。
もうちょっと具体的にわかりやすくいくのデス~。
まず、単糖類デスね。
単糖類は、そのまんまです。
糖がひとりぼっちなんですね。
有名どころとしては、
単糖類“]
- グルコース(ぶどう糖)
- フルクトース(果糖)
- ガラクトース(脳糖)
ぶどう糖は有名ですよね~。
体の中でエネルギーになってくれる子ですね。
果糖は、読んで字のごとく、果物に含まれている糖分なのです。ハチミツにも含まれているんですよ。
果物が甘いのは果糖のおかげなのです。
脳糖さんは、一人が嫌いな子なので、誰かとくっつくことが多いんですね。
ぶどう糖とくっついて乳糖っていう子になって、母乳などに含まれていることが多いようですよ。
では、次に二糖類ですね。
二糖類は、これまたそのまんまなのですが、単糖が2個合体したものなんですね。
有名どころとしては、
二糖類“]
- スクロース(ショ糖)
- ラクトース(乳糖)
- マルトース(麦芽糖)
スクロースはショ糖です。砂糖と似てますね。
確かに、砂糖の主成分なのですが、砂糖ではないのです。残念。
ラクトースは先ほどお話した、脳糖とぶどう糖がくっついてできた二糖デスね。
母乳のほかには、牛乳やスイカなんかにも含まれているんです。
砂糖の0.4倍の甘さって言われてます。
牛乳がそこまで甘くないのもうなずけますね。
最後に麦芽糖ですが、有名なのはなんといってもビール。
あとは屋台で出ている水飴や、アイスクリームなんかに使われていたりもするんですよ。
で、残るは糖類に含まれない糖アルコールですね~。
どういうものがあるかというと、
糖アルコール“]
- キシリトール
- マルチトール
- グリセリン
などなどです。
キシリトールは有名ですよね。
ガムなんかによく入ってます。
マルチトールは麦芽糖から作られるのです。
グリセリンはお薬などでよく聞きますよね。ニトログリセリンとか。
こういったモノが糖アルコールなのです。
そして、糖アルコールは糖類には含まれないんデスよ。
糖類と糖質の違いって何??
糖類は糖質に含まれて、糖質は炭水化物に含まれるのです。
図にすると・・・
この赤いところが糖類なのです。
で、糖類を含む紫のところが糖質なのデスよ。
なので、
「糖類ゼロ~!」より
「糖質ゼロ~!」のほうが、
含んでいない成分が多いんですね。
糖質ゼロですと、ほぼほぼ食物繊維でできてるってことですから、かなり体には良いことがわかります。
糖質ゼロのビール、あまり口に合わないですけども・・・。
どれくらいとっても良いものなの?
世界保健機構(WHO)っていうえらいところが定めた基準によると、
「糖類は一日にとるカロリーの10%未満におさえるべき」
らしいです。
これによって、肥満や虫歯がおさえられるらしいんですね。
でも、2015年3月に、さらに基準を厳しくしまして、
「糖類は一日にとるカロリーの5%未満におさえるべき」
って言い出しちゃったのです。
一般的な大人だと、お砂糖を小さじ6杯程度におさえなさい、っていうくらいの量らしいですね。
私の場合は、コーヒーはブラックで飲みますから問題ないとして、問題になりそうなのはビールですかね・・・(´・ω・`)
糖質ゼロは飲んだ気がしませんし、でもダイエットもしなきゃですし・・・。
この際、禁酒してみますか!
以上、糖類と糖質の違いについて、でした。