
ナトリウムのダイエット効果は、
- ダイエット効果はないデスが体に欠かせない成分!
デス!
ナトリウムって何デス?
ナトリウムは、ミネラルの一種なのです。
ナトリウムっていうと、昔、理科の授業で習いましたよね。
そのアレです。
ナトリウムは、ミネラルの中でも必須ミネラルの一つなのです。
体にとって大事なミネラルなんデスね。
だいたい3分の1が骨を作っていて、残りは細胞の外に待機しているんだそうです。
体重の0.15%がナトリウムでできているんだそうデスよ。
私の体重がxxxkgなので、ナトリウムは・・・
xxxkg x 0.15% = 79.5g
いっぱい体の中にあるんデスね~。
ちなみに、ナトリウムというとお塩を思い浮かべると思うのデスが、
ナトリウム + 塩素 = お塩(塩化ナトリウム)
なんだそうです。
よく、スーパーにお買いものに行くと、食べ物を手に取って成分表示を見ると思うのデスが、そこに表示されているのは、お塩の量ではなく、ナトリウムの量なのです。
何が言いたいかといいますと、
ナトリウムの量 ≠ お塩の量
なので、いざ買ってみたら実は含まれているお塩の量は予想以上に多かった!っていうことが起こっちゃうんです。
ナトリウムの量から、実際にお塩の量を計算する場合は、以下の式を使うんです。
お塩の量(食塩相当量) = ナトリウム x 2.54
2.5倍もしちゃうのです。
なので、スーパーでお塩の少ない食品を選ぶときは、ちゃんと計算してから選んだほうがいいですよ、っていう豆知識なのデスよ。
ここまでをまとめると
- ナトリウムは必須ミネラルのひとつ
- 食塩 = ナトリウム + 塩素
- 食塩量 = ナトリウム x 2.54

ナトリウムのおもなはたらきは、イオンポンプ、なのです。
なかでもナトリウムのイオンポンプのことを、ナトリウムポンプ、なんて呼んだりするんデスよ!
ナトリウムポンプってなんのことかわからないデスよね。
ここでざっくり説明するのデス!
ナトリウムポンプって?
細胞は、内側と外側を水分で囲まれているのです。
- 外側の水分に多くいるのがナトリウム
- 内側の水分に多くいるのがカリウム
図にすると、こんな感じなのです。
ナトリウムとカリウムが上手くバランスをとることで、水分濃度の調節をしているのです。
で、細胞内のナトリウムが多くなってくると、細胞の外からカリウムを取り入れ、細胞の外にナトリウムを出して、濃度を調節します。
この働きのことをナトリウムポンプって言うんデスね。
これが機能しないとどうなるかというと、細胞の外のナトリウム濃度を薄めようとして、細胞の外にお水をいっぱい入れちゃうんです。
細胞の中のお水が外にあふれちゃうイメージデスね。
塩分をとりすぎたり、カリウムの量が足りないと、細胞の外にお水がダダもれになっちゃいます。
これによって、血管が圧迫されて、高血圧の原因になるって言われてるんデスよ。
塩分とりすぎ注意!デスね。
ナトリウムが多く含まれている食べ物は?
塩分はいろんなモノに含まれてマスから、特に気にすることはないデスね。
中でもナトリウムが多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
調味料“]
- 食塩(39g)
- 精製塩(39mg)
- 並塩(38g)
- 固形コンソメ(17g)
- 顆粒風味調味料(16g)
- 即席みそ(8.1g)
- トウバンジャン(7g)
- ベーキングパウダー(6.8g)
- うすくちしょうゆ(6,3g)
- こいくちしょうゆ(5.7g)
- しろしょうゆ(5.6g)
- たまりしょうゆ(5.1g)
- 米みそ(5.1g)
- さいしこみしょうゆ(4.9g)
- 米みそ(4.9g)
- かき油(4.5g)
- 豆みそ(4.3g)
- 麦みそ(4.2g)
- カレールウ(4.2g)
- ハヤシルウ(4.2g)
お魚“]
- 塩辛(7.8g)
- がん漬(7.5g)
- すけとうだら(7.4g)
- しろさけ(5.8g)
- うるか(5.1g)
- かつお塩辛(5g)
藻類“]
- カットわかめ(9.5g)
- 塩昆布(7.1g)
- 乾燥わかめ(6.6g)
- 素干し(4.5g)
- 刻み昆布(4.3g)
その他“]
- 昆布茶(19g)
- 梅干し(8.7g)
- 梅漬(7.6g)
予想はしていましたが、調味料が半端ないデスね。
そして昆布茶の存在感・・・。
お塩の次にナトリウム量が多いんデスね。
ちなみに、ナトリウムに関しては、
いかに効率よくとるか、ではなく
いかに量を適正量におさえるか
が大事なのです。
厚生労働省の平成24年 国民健康・栄養調査によると、ミネラルの中でナトリウムだけが推奨量を超えていたのです。
食塩相当量の推奨量は、7.5gなのデスが、20代女性がとっていた量は、8.8gだったんデスね。
ナトリウムが多いと、美脚の敵、むくみが発生しやすくなっちゃいマス。
なので、一日あたりのお塩の量は、7g程度におさえるよう、努力してみましょう~。
ナトリウムをおさえるためには
日々の食べ物に気をつけるのはもちろんなのデスが、食物繊維をいっぱいとると良いようデスよ。
食物繊維は、いらないナトリウムさんとくっつく性質があるのです。
くっついて、そのまま体の外に出してくれるんデスね。
なので、塩分を減らしつつ食物繊維をしっかりとる食事、これが最強なのデスよ!

ナトリウムに期待できる効果って何デス?
ナトリウムに期待できる効果は、
- イオンポンプで体を正しく動かす
です。
イオンポンプについては、先ほど書いたとおりなのです。
当然なのデスが、細胞は体のどこにでもあるわけでして。
中でも大事なのが、
- 筋肉
- 神経
なのです。
筋肉といってもマッスル的な筋肉だけでなく、心臓なども筋肉で動いているのです。
筋肉が伸び縮みするときには、イオンポンプが働いていマス。
なので、ナトリウムが多すぎたり少なすぎたりすると、うまく働けないんデスね。
そうなると、病気にかかりやすくなったり、体がダルくなったりしちゃうのデスよ。
また、神経の伝達にもイオンポンプが使われてます。
たとえば、「ペットボトルのお茶を取ろう~」と思ったとします。
このとき、脳から、「ペットボトル取るために右手動かして~」という信号が発信されます。
その信号が神経を伝わって右手に届くことで、右手でペットボトルを取ることができるわけです。
この信号を伝えるときに、神経細胞でイオンポンプが使われているのです。
なので、またナトリウムが多かったり少なかったりすると、信号が正確に伝わらず、左手を出しちゃったりするわけです。
私はよくやるんデスが・・・。
このように、体のいろんなところで、イオンポンプ使ってがんばってくれているのがナトリウムさんなのです。
ナトリウムの注意点って何デス?
食べ物のところでも書きましたが、日本人は基本的にナトリウムとりすぎなのです。
ちょっと多いくらいでしたら、体の外に出されマスので、そこまで大きな影響はないです。
ただし、長い間、ナトリウムが多い状態が続いてしまうと、体の中に貯め込まれてしまったり、むくみの原因になったりします。
むくんだ足に悩んでいる方は多いと思いマスが、ひょっとしたら塩分とりすぎかもしれません。
また、高血圧や脳卒中、胃がんなども塩分が原因のひとつと言われていマスので、とりすぎは厳禁なのデス!
逆に、不足した場合なのデスが、
- 体がダルい
- 疲れやすい
- 筋肉痛
- けいれん
- めまい
- 吐き気
などなどが起こっちゃう可能性があるのです。
普通であれば、とりすぎなくらいとってマスので、不足することはないです。
ですが、激しい運動や下痢を起こしてしまうと、大量のナトリウムが体の外に出ちゃいます。
特にスポーツをするときなどは、スポーツドリンクなどを使って、きちんとナトリウムを補給しておきたいデスね。