
リンのダイエット効果は、
- ビタミンB群を補助して太りにくく!
デス!
リンって何デス?
リンは、ミネラルの一種なのです。
ミネラルの中でも必須ミネラルの一つなのです。
そして、人間の体の中では、カルシウムの次に多いミネラルなのです。
カルシウムが体内で一番多いミネラルデスので、2番目に多いミネラルということになりマスね~。
だいたい体重の1%くらいだと言われています。多いデスね~。
私の体重がxxxkgなので、リンの量は、
リン量 = xxxkg x 1% = 530g
です。体重かくす意味がないデスね、これ・・・。
カルシウムが骨や歯のもとになっているのは有名デスが、リンも骨や歯のもとになっているのです。
リンの80%くらいが、カルシウムやマグネシウムと合体して、骨や歯にいるのです。
残りは、エネルギーの貯蔵庫として、また遺伝情報ものもとして、細胞のあちこちに散らばっているのデスよ。
ちなみに、リンっていうと燃えるっていうイメージないデスか?
マッチ棒の先っちょについてるのはリンなのデスよ。
また、怖いところでは、火の玉のもとになっているのもリンだなんて噂もあるのです。
リンはエネルギーの貯蔵庫として働きマスが、同時にエネルギーを発生させることもできるのです。
いわゆるATPエネルギーというやつデスね。
ここまでをまとめると
- リンは必須ミネラルのひとつ
- 体の中に1%ほど存在
- リンはエネルギーをためたり放出したりする

リンのおもなはたらきは、骨を強くしたり、エネルギーを貯める、なのです。
リンが多く含まれている食べ物は?
リンが多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
お魚“]
- かたくちいわし田作り(2300mg)
- かたくちいわし煮干し(1500mg)
- たたみいわし(1400mg)
- いかなご煮干し(1200mg)
- きびなご(1200mg)
- さば節(1200mg)
- さくらえび素干し(1200mg)
- するめ(1100mg)
- 干しえび(990mg)
- うるめいわし(910mg)
- しらす干し(860mg)
- さくらえび煮干し(860mg)
- 干しだら(840mg)
- いかなごつくだ煮(820mg)
- はぜつくだ煮(820mg)
- くさや(810mg)
- かつお節(790mg)
- わかさぎつくだ煮(780mg)
- どじょう水煮(750mg)
- わかさぎあめ煮(740mg)
- いかなごあめ煮(730mg)
- ふな甘露煮(710mg)
藻類“]
- かわのり素干し(730mg)
- 味付けのり(710mg)
- 焼きのり(700mg)
調味料“]
- ベーキングパウダー(3700mg)
- からし粉(1000mg)
- パン酵母、乾燥(840mg)
乳製品、卵“]
- 脱脂粉乳(1000mg)
- パルメザン(850mg)
- 全粉乳(730mg)
- プロセスチーズ(730mg)
- エメンタール(720mg)
- 卵黄(1000mg)
- 全卵(700mg)
その他“]
- 小麦はいが(1100mg)
- 乾まいたけ(700mg)
お魚が多いデスね~。
食べたことないものが多いデスが・・・。
リンの推奨量と上限量、あと、実際に20代女性がとっている量を見てみると、
(厚生労働省の平成24年 国民健康・栄養調査より)
- 推奨量:900mg
- 摂取量:838mg
- 上限量:3,000mg
となってます。
リンとれていませんネ。
とはいえ、今の日本人の食生活だと、リンとりすぎを指摘されているのデスよ。
リンとりすぎになるのはなぜ?
リンは、清涼飲料水やレトルト、スナック菓子などなどにいっぱい含まれているんです。
これらの食品を多くとる食生活をしていると、簡単にリンのとりすぎ状態になっちゃうんデスね。
理想としては、リンの2倍カルシウムをとるのが良いそうなのデスが、現実の摂取量は、
- カルシウム:415mg
- リン:838mg
と、比率が逆転しちゃってるのデスよ。
なので、リンはとりすぎることなく現状維持で、カルシウムをいっぱいとるのが良いようデスよ。

リンに期待できる効果って何デス?
リンに期待できる効果は、
- 骨や歯をつくる
- エネルギーをたくわえたり細胞膜を作ったり遺伝情報を保持したり
- ビタミンB群の補助
です。
骨や歯をつくる
リンは、骨や歯をつくるのにがんばっているのです。
骨の真ん中には、コラーゲンがあって、そのまわりにカルシウムなどなどのミネラルがくっつくことで、骨が作られているのです。
くっつくミネラルには、カルシウムとリンが合体したモノが多いんデスよ。
なので、カルシウムだけでは骨は丈夫にならないのです。
リンもしっかりとってあげないとダメなんデスよ。
でも、リンのとりすぎには逆効果もありまして。
カルシウムとリンって、合コンの男女みたいな関係なんデスよ。
人数が一緒だと、手を取り合って骨を作りに行くんです。
でも、カルシウムが少ないと、リンがあまっちゃうんデスね。
あまっちゃったリンって可愛そうじゃないデスか。
で、どうするかっていうと、
幹事さんが、骨からカルシウムをひっぱってきちゃうんデスよ。
そんなことしちゃうとどうなるかというと、骨が弱くなっちゃうんデスね。
骨の中のカルシウムが減ることで、骨がスカスカになっちゃうのです。
なので、骨を丈夫にしようとすると、カルシウムをいっぱいとることも大事なのデスが、リンをとりすぎないことにも注意する必要があるのです。
うまくバランスをとってあげないとダメなんデスね。
リンはさびしがり屋さんなのデスよ。
エネルギーをたくわえたり細胞膜を作ったり遺伝情報を保持したり
リンは、エネルギーのもとになるATPっていう子の中にいます。
で、ATPがリンを離しちゃうことで、ADPっていう子に変化するのです。
その際に、エネルギーが発生するんデスね。
イオンポンプなんかもこのエネルギーを使ってます。
イオンポンプだけでなく、体中のいろんなところでエネルギーを発生させるのに使われているのが、ATPなんデスね。
ATPとしてドンドンエネルギーをたくわえておいて、必要に応じてADPになることでエネルギーを発生させているのです。
とても大事な役割をになっているんデスね。
また、細胞膜っていう細胞の周りにある膜を作ったりしています。
この膜がないと、細胞の中の成分がダダ漏れになっちゃいマスので、とても重要なモノなんデスよ。
最後に、遺伝情報を守る成分の中にもリンは入っているのです。
DNAって聞いたことないデスか?
DNA鑑定とかってありマスよね。
そのDNAの中にいる子の一人がリンなのです。
このように、いろんなところで活躍しているのデスよ。
ビタミンB群の補助
リンは、ビタミンB群と合体したりして、ビタミンB群が働くのをお手伝いしたりしているのデスよ。
ビタミンB群といってもいろいろいマスが、中でも関係があるのが、
です。
いろいろ燃やしてくれるビタミンなのです。
リンが、その働きをお手伝いしてあげることで、ビタミンが効果を発揮しやすくなるんデスね。
つまりは、太りにくくなるのデスよ!
リンの注意点って何デス?
リンをとりすぎることによる大きな副作用は特に見られていないのです。
でも、さっきお話したように、カルシウムとのバランスが崩れると、骨が弱くなっちゃうのデスよ。
なので、リンのとりすぎに注意しつつ、カルシウムをしっかりとるようにしていきましょう。
逆に、不足した場合なのデスが、
- 新陳代謝の低下
- 筋肉がおとろえる
- 体がだるくなる
などが起こっちゃうようデスよ。
リンがよく含まれている、レトルトやスナック菓子はダイエットの敵です。
なので、逆にダイエット中だと、リンが不足してしまう可能性があるのです。
そうすると、新陳代謝がおとろえて、お肌が・・・(´・ω・`)
なんていう可能性も!
「スナック菓子を食べてくださいネ」なんて言うつもりは当然ないのデスが、ダイエット中でも適切な量のリンはとっていきたいデスね。