
フェニルアラニンのダイエット効果は、
- ダイエット効果はありませんが集中力アップ!
デス!
フェニルアラニンって何デス?
フェニルアラニンは、アミノ酸の一種です。
アミノ酸の中でも必須アミノ酸の一つなのです。
フェニルアラニンには2種類ありまして、
- L-フェニルアラニン
- D-フェニルアラニン
L-フェニルアラニンは自然に存在している子で、普通、フェニルアラニンっていうとL-フェニルアラニンを指すのです。
D-フェニルアラニンは人工的に作られた子で、医療現場などで活躍しているのです。
L-フェニルアラニンとD-フェニルアラニンを合体させた子をDL-フェニルアラニンって言うのですが、この子も医療現場などで活躍している子です。
ちなみに、人工甘味料として有名なアスパルテームっていう子がいるのデスが、この子の成分にもなっているんです。
コーラやノンシュガーのガム、ダイエット食品などなどにもよく入ってますね。
コーラが美味しいのは、この子のおかげなんデスよ。
飲みすぎると太っちゃいマスが・・・。
また、フェニルアラニンは非必須アミノ酸のチロシンにも変化することができるのです。
ここまでをまとめると
- フェニルアラニンは必須アミノ酸のひとつ
- L-フェニルアラニンとD-フェニルアラニンがある
- アスパルテームの成分
- 酵素によってチロシンに変化する

フェニルアラニンのおもなはたらきは、集中力のアップ、なのです。
フェニルアラニンが多く含まれている食べ物は?
フェニルアラニンが多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
お肉“]
- ぶたゼラチン(2000mg)
- うし肝臓生(1100mg)
- ぶた肝臓生(1000mg)
- くじら肉、赤肉、生(940mg)
- にわとりむね皮なし、生(930mg)
- しちめんちょう肉、皮なし、生(920mg)
- ぶたロース赤肉、生(910mg)
- にわとり肝臓生(910mg)
- ほろほろちょう肉、皮なし、生(910mg)
- やぎ肉、赤肉、生(890mg)
- あひる肉、皮なし、生(890mg)
- うま肉、赤肉、生(850mg)
- ぶたロース皮下脂肪なし、生(850mg)
- めんようロース皮下脂肪なし、生(850mg)
- カゼイン(4500mg)
- 脱脂粉乳(1600mg)
- ナチュラルチーズ(1400mg)
- プロセスチーズ(1200mg)
お魚“]
- 削り節(3100mg)
- かつお節(3000mg)
- しらす干し半乾燥品(1600mg)
- しろさけすじこ(1500mg)
- くろまぐろ赤身、生(970mg)
- すけとうだらたらこ生(950mg)
- かつお秋獲り、生(920mg)
- かつお春獲り、生(910mg)
- しらす干し微乾燥品(900mg)
- ひらめ養殖、生(900mg)
- きはだ生(900mg)
- うるめいわし生(880mg)
- しろさけ生(880mg)
- まあじ生(870mg)
- ぶり成魚生(860mg)
その他“]
- 小麦たんぱく粉末状(4100mg)
- 焼きふ観世ふ(1600mg)
- 小麦はいが(1300mg)
- ほしのり(1400mg)
アミノ酸がとれる食品って、だいたい同じデスね。
お野菜はほとんどなくて、お肉とお魚が多いのです。
しかもカロリー高そうデスね・・・。
カロリーに気をつけながら、アミノ酸をとるのです。
ちなみに、フェニルアラニンの推奨量と上限量デスが、アミノ酸については特に参考にできる文献がないのデス・・・。
なので、独自に調査した値を載せてます。
- 推奨量:???mg
- 上限量:2,00mg
デスね。
フェニルアラニンをとる際の注意点
フェニルアラニンは、とりすぎると血圧が上がっちゃうようなのです。
とはいえ、まだ研究中のようデスので、摂取量の基準がないんデスよね・・・。
サプリなどを使用してとる場合は、少なくとも2,000mgを超えないように気をつけてとりたいデスね。
ちなみに、普通に食事でとる分には、とりすぎることはないようです。
一覧にのっていなくて、フェニルアラニンが多く含まれる食品は、
- 大豆
- 豆腐
- 卵
- アーモンドなどのナッツ類
- じゃがいも
- ごま
- かぼちゃ
などがあるようです。

フェニルアラニンに期待できる効果って何デス?
フェニルアラニンに期待できる効果は、
- 記憶力を高めたり鎮痛効果も
です。
記憶力を高めたり鎮痛効果も
フェニルアラニンは、神経伝達物質の材料になる子なんです。
神経伝達物質っていうとなんだか難しいデスよね。
感情のもとになるモノだと思ってもらえれば良いかと思います。
有名なモノとしては、
- ドーパミン
- セロトニン
- アドレナリン
- ノルアドレナリン
- エンドルフィン
アドレナリンは聞いたことありマスよね。
「アドレナリンがあふれる~」
なんて台詞、漫画などでもよくありマスよね。
外からストレスなどの刺激を受けると、アドレナリンが作られマス。
すると、血圧が上がり、血糖値が上昇するんですね。
つまり、興奮状態になるんです。
また、エンドルフィンっていう子なのですが、いわゆる脳内麻薬、なんて言われてます。
怪我や骨折などの痛みを和らげてくれるんデスね。
マラソンで一定時間走り続けるとハイになっちゃう「ランナーズ・ハイ」も、エンドルフィンの効果ではないかと言われてるんデスよ。
こういった神経伝達物質を調節しながら作っているのが、フェニルアラニンの役割なのです。
神経伝達物質がきちんと作られていると、精神的に安定します。
気分がジェットコースターみたいに浮き沈みしなくなるんデスね。
また、記憶力を高める効果もあるって言われてマスよ。
これ以外の効果としては、
- 皮膚疾患の改善
- 血圧を上昇させる
などがあるようです。
フェニルアラニンの注意点って何デス?
フェニルアラニンは、普段の食事でとりすぎることはほとんどないのです。
なので、普通に生活している分には副作用を気にする必要はないのです。
ただ、サプリメントやお薬などを使用した場合、副作用が起こる可能性があります。
特に医薬品として使われることも多いデスので、体に異常を感じたら、すぐにお医者さんに相談、なのです。
過剰摂取した場合の症状には、
- 血圧の上昇
- トリプトファンがとりこめなくなる
などがあるようなのです。
トリプトファンも必須アミノ酸のひとつで、主な役割は精神安定なのデスが、脳の中に入る入口がフェニルアラニンと一緒なのです。
この入口をフェニルアラニンが占拠しちゃうと、トリプトファンが通れなくなっちゃうんデスね。
トリプトファンからできるセロトニンっていう子も、不眠解消や鎮痛効果など、大事な役目がいっぱいありマスので、できれば通してあげたいのです。
なので、フェニルアラニンのとり過ぎには注意!なのデスよ。
少なくとも、上限量の2,000mgを超えないように注意して利用したいデスね。
妊婦さんの場合は、食品からとる分には基本的に安全なようです。
ただ、サプリやお薬についてはまだよくわかっていないようデスので、少なくともサプリなどを使用するのは控えたほうが良いと思います。
逆に、フェニルアラニンが不足した場合なのデスが、不足した場合のデータは特にないんデスね。
それほど大きな副作用がないのか、はたまたまだ研究中なのかわからないのデスが・・・。
ただ、必須アミノ酸デスので、たんぱく質を作るのに必要なのは確かなのです。
ダイエット食品の甘味料にも含まれていることが多いデスので、そういったモノもうまく使いながら、きちんととっていくと良いのデスよ。