モリブデンのダイエット効果は、
- 糖質や脂質を燃やして太りにくく!
デス!
モリブデンって何デス?
モリブデンは、ミネラルの一種なのです。
ミネラルの中でも必須ミネラルの一つなのです。
体の中にだいたい体重1kgあたり0.1mgくらいあると言われてます。
私の体重がxxxkgなので、
モリブデン含有量: xxxkg x 0.1mg = 53.1mg
なのデスよ。体重かくした意味が全くないのデス・・・。
モリブデンは、骨や皮膚、肝臓や腎臓などにいまして、酵素や補酵素の材料になる大事な子なのです。
ちなみに、モリブデンは金属としてもとても貴重でして、
- 飛行機やロケットのエンジン
- ステンレス包丁
などなどに利用されているのデスよ。
ここまでをまとめると
- モリブデンは必須ミネラルのひとつ
- 体の中に1kgあたり0.1mgほど存在
- 酵素や補酵素の成分になる

モリブデンのおもなはたらきは、体に有害なモノを無害に変える、なのです。
モリブデンが多く含まれている食べ物は?
モリブデンが多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
調味料“]
- バジル粉(200μg)
- パセリ乾(110μg)
- からし粉(79μg)
- 赤色辛みそ米みそ(72μg)
- 豆みそ(64μg)
- 淡色辛みそ米みそ(57μg)
- こいくちしょうゆ(48μg)
- カレー粉(42μg)
- とうがらし粉(41μg)
- うすくちしょうゆ(40μg)
- 米みそ甘みそ(33μg)
- こしょう白、粉(24μg)
穀類“]
- オートミール(110μg)
- 玄穀(59μg)
- 乾マカロニ・スパゲッティ(53μg)
- 輸入硬質こむぎ(47μg)
- 全粒粉強力粉(44μg)
- 2等強力粉(30μg)
- 1等強力粉(26μg)
- フランスパン(20μg)
- 中華めん(20μg)
お肉“]
- ぶた肝臓生(120μg)
- うし肝臓生(94μg)
- にわとり肝臓生(82μg)
- ぶたじん臓生(72μg)
- うしじん臓生(43μg)
その他“]
- 脱脂粉乳(35μg)
- 焼きのり(220μg)
- ほしのり(93μg)
- あられ(130μg)
- 塩せんべい(69μg)
- あずき(36μg)
- 揚げせんべい(30μg)
麦からいっぱいとれるんデスね。
中華めんからとれるのはうれしいのデスよ。
ラーメン大好きなのです。
ちなみに、μ(マイクロ)は、100万分の1グラムなのです。
mgの1,000分の1なのデスよ。
モリブデンの推奨量と上限量、あと、実際に20代女性がとっている量を見てみると、
(2015年版の日本人の食事摂取基準より)
- 推奨量:20μg
- 摂取量:データナシ(´・ω・`)
- 上限量:450μg
となってます。
他の成分で参照している『厚生労働省の平成24年 国民健康・栄養調査』には、モリブデンの摂取量はのっていなかったのです。
ただ、普通に生活している分には、不足することはないようデスよ。
モリブデンをとる際の注意点
モリブデンは、まだまだ研究中の子なんです。
そのため、摂取量のデータも取れていないんデスね。
ただ、吸収率が約75%と高いこと、また、必要量が少ないことから、不足することはあまりないようです。
一覧に書いてなくて、モリブデンが多く含まれている食品としては、
- お豆
- 乳製品
- アーモンドなどの種類
などがあるようデスよ。

モリブデンに期待できる効果って何デス?
モリブデンに期待できる効果は、
- 体に有害なモノを無害に変える
- 貧血の予防や糖質、脂肪の代謝などなど
です。
体に有害なモノを無害に変える
モリブデンは、酵素の材料になったり、補酵素の材料になったりして、いろんなところで頑張っているのです。
その中でも大事な働きが、
- 体にとって有害なモノを無害に変える
なのです。
体はいろんな栄養素を燃やしながらエネルギーを作ってます。
そうすると、燃えカスが出来るんデスね。
燃えカスは体にとって有害デスので、ぽいぽい外に出したいところです。
でも、そのまま出そうとすると、体のアチコチを傷つけちゃいマスので、まずは無害なモノに変えて、それから運ぶのです。
漫画の悪役が改心して良い子になるようなイメージデスね。
ここで、悪役に良い子になるよう働きかけるのがモリブデンなのです。
改心して良い子になったら、えいやと運んで、体の外に追い出すのです。
それってよく考えると、結構ひどいデスよね・・・。
貧血の予防や糖質、脂肪の代謝などなど
モリブデンは、以外にやっかいな子でして、好きな子と、恋敵がいるのです。
鉄と銅は、すごく仲が良いのです。
お互いにラブラブしながら、ヘモグロビンっていう体中に酸素を運ぶのに大事な子を作ったりしてるんデスね。
で、鉄なのデスが、血液の中にいる鉄が少なくなると、倉庫から鉄を取り出してくるのです。
このときに頑張るのが、モリブデンなのです。
倉庫番みたいな役目デスね。
なので、鉄とモリブデンも仲が良いのです。
ただ、銅とモリブデンは仲が悪くてデスね。
モリブデンは、銅を体の外に出しちゃおうとするんデスよ。
鉄を独り占めしたいんデスね。
でも、銅がいないと、鉄はうまくヘモグロビンを作れないわけでして。
モリブデンがいないと、いざというときに倉庫から鉄を出せないわけで。
そんなわけで、複雑な三角関係なのです。
なので、モリブデンをしっかりとったら、銅もしっかりととってあげる必要があるのです。
これ以外の働きとしては、
- 脂質、糖質を燃やして太りにくく
- 食道がんの予防
などなどが確認されてます。
まだまだ研究中のようデスから、今後の展開に期待、なのです。
モリブデンの注意点って何デス?
モリブデンは、とりすぎた分は体の外に出されるのです。
また、ミネラルの中では、毒素が低いらしいのです。
なので、副作用は基本的にないのです。
ただ、長い間、モリブデンをとりすぎてしまったり、サプリメントなどを使用した場合、副作用が起こる可能性があります。
過剰摂取した場合の症状には、
- 下痢をともなう胃腸障害
- 昏睡状態
- 関節の痛み
- 痛風のような症状
- 体重が減る
- 貧血
- 不妊
- 骨粗しょう症
などがあるようなのです。
体重が減るのはうれしいデスが、健康でなくなるのはイヤなのデスよ。
サプリメントなどでとる場合は、上限値の450μgをきちんと守るようにするのです。
逆に、不足した場合なのデスが、
- 貧血
- 疲労感
- 昏睡
- 神経過敏
- 精神異常
などが起こっちゃうようです。
日本では基本的に不足することはないと思いマスが、ダイエットで食事制限した場合は注意なのです。
必要量は少ないデスし、パンやお豆などからとることもできマスから、ダイエット中でも、しっかりととっていきたいデスね。