
メチオニンのダイエット効果は、
- ダイエット効果はありませんが肝臓を守る!
デス!
メチオニンって何デス?
メチオニンは、アミノ酸の一種です。
アミノ酸の中でも必須アミノ酸の一つなのです。
硫黄を含んだアミノ酸を含流アミノ酸っていうのデスが、メチオニンは含流アミノ酸でもあるのです。
硫黄を含んでマスので、硫黄に近い効果が期待できるのです。
重要なモノとしては、
- システインの材料になって、美肌・美髪効果
- 肝臓を守る
- 基礎代謝のアップ
- ヒスタミンの血中濃度調整
などデスね。
一番上のシステインなのデスが、システインになると、美肌・美髪効果という素晴らしい効果があるものの、システインに変化する前にホモシステインっていう子に変化するんデスね。
この子が実は厄介でして、動脈硬化を引き起こしたりする悪い子なんです。
流れとしては、
- メチオニン⇒ホモシステイン⇒システイン
なので、ホモシステインをさっさとシステインに変化させてあげる必要があるのです。
ホモシステインからシステインへの変化を促進してくれる子は、
ビタミンB群なのです。
この子たちをいっぱいとることで、ホモシステインからシステインにガンガン変化させてあげることができるのです。
体に悪い子より、美髪・美肌効果のほうが断然良いデスよね。
次に、ヒスタミンなのデスが、普通にしていると、
- 食欲抑制
- 基礎代謝アップ
というダイエット的に見ると、とっても素晴らしい子なんです。
でも、外から変なモノが入ってくると乱暴モノに変化しちゃいまして、アレルギーの原因になったりするのデスよ。
花粉症とかがその典型デスね。
なので、アレルギーが過剰に起きないよう、メチオニンがヒスタミンをおさえる役割をしているのです。
どうどうとなだめてあげるんデスね。優しい子なのです。
ここまでをまとめると
- メチオニンは必須アミノ酸のひとつ
- 含流アミノ酸でもある
- システインの材料になる
- ヒスタミンをコントロール

メチオニンのおもなはたらきは、肝臓の機能をアップする、なのです。
メチオニンが多く含まれている食べ物は?
メチオニンが多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
お魚“]
- かつお節(2200mg)
- 削り節(2200mg)
- しらす干し半乾燥品(1100mg)
- しろさけすじこ(830mg)
- くろまぐろ赤身、生(760mg)
- きはだ生(710mg)
- かつお春獲り、生(700mg)
- ひらめ養殖、生(700mg)
- かつお秋獲り、生(690mg)
- まさば生(690mg)
- しろさけ生(680mg)
- とびうお生(670mg)
- ぶり成魚生(670mg)
- はも生(660mg)
- さわら生(650mg)
- まあじ生(640mg)
- うるめいわし生(640mg)
- くろかじき生(640mg)
- きす生(640mg)
- まだい天然、生(640mg)
- ぶりはまち養殖、生(640mg)
- まがれい生(630mg)
- しらす干し微乾燥品(620mg)
- テラピア生(610mg)
- あまだい生(600mg)
- かます生(600mg)
お肉“]
- ぶたゼラチン(820mg)
- しちめんちょう肉、皮なし、生(660mg)
- にわとりむね皮なし、生(640mg)
- やぎ肉、赤肉、生(630mg)
- くじら肉、赤肉、生(620mg)
- ぶたロース赤肉、生(620mg)
- ほろほろちょう肉、皮なし、生(620mg)
- あひる肉、皮なし、生(600mg)
その他“]
- カゼイン(2600mg)
- 脱脂粉乳(830mg)
- ナチュラルチーズ(700mg)
- 小麦たんぱく粉末状(1300mg)
- ほしのり(850mg)
かつお節すごいんデスけど、かつお節だけ100gも食べれませんよね・・・。
なんといっても世界一堅い食材デスし・・・。かじったら間違いなく歯が折れちゃいマスね。
いろんな食べ物にちょこちょこ振りかけて食べるのが良さそうデスね。
ちなみに、メチオニンの推奨量と上限量デスが、アミノ酸については特に参考にできる文献がないのデス・・・。
なので、独自に調査した値を載せてます。
- 推奨量:体重1kgあたり15mg
- 上限量:体重1kgあたり100mg
私の体重がxxxkgなので、推奨量と上限量は、
- xxxkg x 15mg = 795mg
- xxxkg x 100mg = 5,300mg
デスね。
メチオニンをとる際の注意点
メチオニンは、とりすぎると、ちょっと怖いアミノ酸です。
というか、アミノ酸って怖い子多いデスね。
その割にまだ研究が進んでいないようで、上限量や推奨量がはっきりと示されていないのです。
サプリなどを使用してとる場合は、推奨量の体重1kgあたり15mgを目安にすると良いと思いマスよ。
データがないようなので、とりすぎると副作用が怖いデスから・・・。
ちなみに、普通に食事でとる分には、とりすぎることはないようです。
一覧にのっていなくて、メチオニンが多く含まれる食品は、
- 牛肉
- 納豆
- 豆腐
- お豆
- ナッツ類
などがあるようです。

メチオニンに期待できる効果って何デス?
メチオニンに期待できる効果は、
- 肝機能を高める
- アンチエイジング効果
- ヘアケア効果
です。
肝機能を高める
メチオニンは肝臓の機能をアップさせる効果があります。
肝臓の効果には以下のようなモノがありまして、
- ぶどう糖を貯めたり出したり
- 糖質を分解したり変換したり
- たんぱく質を分解したり変換したり
- 脂質を分解したり変換したり
- 毒物を無害なモノにする
同じく肝臓の効果をアップさせるアミノ酸にリシンがあるのデスが、リシンが代謝(分解や変換)を得意とするのに対して、メチオニンは毒物を分解するのが得意な子です。
また、脂肪を水に溶けやすくする、なんていう効果もあります。
この効果で、肝臓に脂肪がドンドンくっつく、いわゆる脂肪肝っていう病気を防いでくれるのデスね。
お酒を飲むと、アルコールの分解するために肝臓に負担がかかりがちなのです。
私のようにお酒が好きな方は、積極的にメチオニンをとると良いのデス!
アンチエイジング効果
メチオニンは、必須ミネラルであるセレンの運び屋さんなのです。
セレンを体のあちこちに運搬して、「ちょっとココで働いてね」なんていうことをしているわけです。
セレンは、最近発見されたミネラルで、まだまだ謎の多い子なのデスが、活性酸素をやっつける働きは有名なのです。
ビタミンC、ビタミンEと一緒になって、活性酸素をやっつけてくれるのデスね。
活性酸素が敵だとして、セレン・ビタミンC・ビタミンEが、活性酸素やっつけパーティだとすると、メチオニンの役割は馬車デスね。
敵がいるところまでセレンご一行を運ぶ役目です。
馬車がいないと素早く敵のところに駆けつけることができないので、重要な役目なんデスよ。
ヘアケア効果
髪の毛を作っているのは、たんぱく質なのデスが、髪の毛の99%はケラチンっていうたんぱく質でできているんだそうです。
そのケラチンですが、なんと18種類ものアミノ酸を使ってできているのデスよ。
18種類のアミノ酸のひとつが、メチオニンなんデスね。
ケラチンの中に含まれている割合としては1%程度だそうなんデスが、とにもかくにもメチオニンがないとケラチンは作られません。
ケラチンが作られないと髪も作られないわけでして。
そうなると、ドンドン抜けていくしかないわけでして・・・。
髪もお肌もそうデスけど、新しいほうがキレイですよね。
なので、髪の毛はドンドン作られるほうが良いのです。
そんなわけで、ケラチンは髪の毛を作るのにも大事な子なのデスよ。
これ以外の効果としては、
- うつ病や統合失調症の改善に役立つかも!
- ヒスタミンをコントロールすることでアレルギーをおさえる
などがあるようデスよ。
メチオニンの注意点って何デス?
メチオニンは、普段の食事でとりすぎることはほとんどないのです。
なので、普通に生活している分には副作用を気にする必要はないのです。
ただ、サプリメントやお薬などを使用した場合、副作用が起こる可能性があります。
過剰摂取した場合の症状には、
- 気分が悪くなる
- 吐き気
- めまい
- 低血圧
- やたらと興奮する
などがあるようなのです。
できれば、推奨量の体重1kgあたり15mgを超えないように注意して利用したいデスね。
特に、妊婦さんの場合は、安全性が保障されていないようデスので、少なくともサプリなどを使用するのは控えたほうが良いと思います。
逆に、不足した場合なのデスが、
- 動脈硬化
- 抜け毛
- むくみ
が起こっちゃうようです。
抜け毛とむくみが嫌デスね~。
ダイエットをして抜け毛やむくみが気になる方は、メチオニン不足を疑ってみると良いかもデスね。
実は痩せてたけれど、むくみのせいで痩せてることに気付かなかった、なんてことになったら嫌デスもんね。