
リコピンのダイエット効果は、
- 特にありませんが基礎代謝が上がるかも?
デス!
リコピンって何デス?
リコピンは、カロテノイドの一種なのです。
カロテノイドの中でもカロテンの一種なのですよ。
カロテノイドは色素ですから、リコピンも色素なのです。
リコピンの色は、赤なんですね。
赤といえば、そう、トマトですね~。
あとはスイカの赤色やピンクグレープフルーツの赤色の元にもなっているんですよ。
この赤色は食品添加物の着色料にも使われているのですよ。
食品添加物の中でも、厚生労働省に使用を認められているのは既存添加物として、ですね。
1個しか登録されてませんので、紹介すると、
- 名称:トマト色素(トマトの果実から得られた、リコピンを主成分とするものをいう。)
- 詳細:トマト(Lycopersicon esculentum Miller)の果実から得られた、リコピンを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。
- 用途:着色料
着色料として利用されているんですね~。
ここまでをまとめると
- リコピンはカロテノイドの一種
- カロテノイドのうちカロテンの一種
- 食品添加物のうち着色料として利用されている

ちなみに、トクホや機能性表示食品などには登録されている食品はないですね。
では、リコピンに期待できる効果を見ていきましょう~。
リコピンに期待できる効果って何デス?
リコピンに期待できる効果をざっくりと記載しマスと、
- 美白効果
- ダイエット効果
- 血糖値を下げる
- 動脈硬化を防ぐ
- がんを予防する
- 喘息を改善
などがあります。
ダイエット効果とかまた、どストレートな効果が記載されてますが、残念なことに上に書いてある効果はヒトでの実証はイマイチのようなのですよ・・・・。
この効果は、すべてリコピンの抗酸化作用によるところなのです。
抗酸化作用っていうのは、活性酸素をやっつける効果ですね。
活性酸素をやっつけることで、
- 悪玉コレステロールが活性酸素にやられない
- 血液の流れがスムーズに
- 血流が良いので動脈硬化にはならない
- 血流が良いので代謝が上がる
- 代謝が上がることでカロリー消費
- 消費されるカロリーで脂肪を燃やしダイエット効果
という流れなのですよ。
また、活性酸素は血液の中だけでなく、体のいろんな細胞を傷つけてしまいます。
お肌の細胞を傷つけると、そこがシミになったりたるみになったりしますし、お肌のターンオーバーが狂ってしまうことで、新しい細胞が皮膚に行かなくなっちゃうんですね。
古い細胞が残りっぱなしですと、見た目がイマイチな肌になってしまうのですよ。
また、普通の細胞のDNAをガシガシ傷つけてしまうことで、細胞ががん細胞になっちゃったり、いろんな生活習慣病のもとになるのですよ。
このように、活性酸素をやっつけることでいろんな効果が期待できるんですね。
リコピンのもつ抗酸化作用はビタミンEのなななんと100倍とも言われてますから、十分な働きが期待できるのです。
ぜひとも、ガンガン効果を実証していってほしいですね。
効果が実証されれば、昔流行った「夜トマトダイエット」がまた日の目を見ることがあるかもしれませんね。
リコピンの注意点って何デス?
普通に食事からとる分には問題ないようです。
ただ、サプリについては安全性が確認されていないようなんですね。
トクホにも機能性表示食品にも今のところ登録されている食品はありませんし、国に認可をもらっている食品が一つもないっていうのはちょっと怖いデスね。
妊婦さん、授乳中の方についても同様で、食事については安全なようなのです。
でも、サプリについては安全性が確認されていないようですので、控えたほうが良さそうですね。
大事な赤ちゃんに何かあったら大変ですから。
効果も安全性もまだまだ十分に研究されていないリコピンですが、うれしい効果も多いですから、今後の研究結果に注目なのですよ。