脂質のダイエット効果は、
- 便秘を治す!
デス!
脂質って何デス?
脂質は、炭水化物、たんぱく質とならぶ、三大栄養素のひとつなのです。
この3つの中では、もっともエネルギー効率が良い子です。
1gで9kカロリーもエネルギーを作ってくれるのデスよ。
脂質には、
- 常温で液体の油
- 常温で個体の脂
があるのです。
なんとなくイメージできマスよね。
ほったらかしにしてても固まらない調理油と、
ほったかしにしてると固まっちゃうお肉とかの脂。
どっちにしても、洗い物するときは面倒なのデスけれど・・・。
これは、水に溶けにくいっていう脂肪の性質によるものなんデスね。
また、脂質は脂肪酸っていうの子が大部分をしめているのデスが、脂肪酸もざっくり2種類に分かれまして。
- 飽和脂肪酸:お肉の脂によく含まれていて、固まりやすい性質をもっていマス
- 不飽和脂肪酸:お魚や脂によく含まれていて、体の中で作ることのできない必須脂肪酸はコチラに入ります。
必須脂肪酸には、有名なDHAなんかがあるのです。
ここまでをまとめると
- 脂質は3大栄養素のひとつ
- 脂質は油と脂の2種類に分かれる
- 脂質は水に溶けにくい
- 脂質をつくる脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれる

脂質のおもな働きはエネルギーを作ったり、貯めこまれたり、なのです。
この子がよく含まれている食品としては、
- 油脂
ラード
マヨネーズ
バター
マーガリン
チーズ - 植物油
ごま油
大豆油
コーン油
オリーブ油 - お肉
霜降り肉
牛バラ肉
豚バラ肉
ロース
ひき肉
皮
サーロイン
ベーコン - お魚
さば
さんま
ぶり
まぐろ
トロ
フォアグラ
あんこうのきも - 卵黄
- その他
マカダミアンナッツ
くるみ
さらみ
ソーセージ
生クリーム
ピスタチオ
見るからに脂っこいモノが並んでいマスね。
脂質はとりすぎると中性脂肪として、体にドンドンたまっていっちゃうため、できる限りおさえたいところなのデスが・・・、
じゃあ、適正な量ってどのくらいなんでしょう。
脂質の適正量は、1日にとるエネルギーの20~25%くらいが理想らしいです。
人によって消費カロリーは変わってくると思いマスが、ざっと計算した私が消費しているカロリーである1,800kカロリーで計算してみマスね。
脂質の消費カロリー量 = 1,800kカロリー x 25% = 450kカロリー
脂質の適正量 = 450kカロリー / 9kカロリー = 50g
というわけで、私が一日にとって良い脂質の目安は50gということになりました!
これからは、50gを目安にして、油の使い方などを考えてみるのデス!
ちなみに、日本人全体でみると、平均脂質割合は25%程度と、ちょうどいい感じらしいデスよ。
ただ、30%を超えている女性が3割程度もいるらしいのデス!
5%の違いとはいえ、その量が脂肪になっていくと、長い目で見ると大変なことになります。
ちょうど今の私のように(泣)。
ちょうどいい機会デスので、ご自身がとってもいい脂質の量を計算してみると良いのです。
脂質に期待できる効果って何デス?
脂質は食べると太るっていうイメージがあるのデスが、実はいろんな効果があるのデスよ。
脂質に期待できる効果は、
- エネルギーを作ったり便秘に効果も
- 冷えから体を守る
- ビタミン吸収をお助け
です。
エネルギーを作ったり便秘に効果も
最初に書きましたが、脂質は効率よくエネルギーを作ってくれる子なのです。
人間は、何もしていなくてもエネルギーを消費しちゃいマス(基礎代謝)ので、じゃんじゃんエネルギーを作ってくれる脂質は、とても大事な子なんデスね。
ただ、逆に言うと、脂質を減らすには、それだけエネルギーが必要、ってことでして。
脂肪を1kg落とすのに7,000kカロリー必要だと言われていマスが、それは、それだけエネルギー効率が良いからなんデスね。
エネルギーを作ってくれるのはうれしいデスが、脂肪を落とすためにはいっぱいエネルギーが必要・・・。
あっちを立てればこっちが立たない、といった感じです。
また、脂質は腸で分解されるときに、腸を刺激してくれる効果があるのです。
「オイ、そろそろ出したほうがいいんじゃない?」
っていう感じでチョンチョンと刺激してくれるんデスね。
そのおかげで、便秘にならず、毎朝すっきり~が実現するのです。
便秘になると、どうしてもお肌に影響が出ちゃいます。
それを防いでくれるのはありがたい効果デスね。
冷えから体を守る
体の中の脂肪は、熱が外に逃げるのを防いでくれマス。
太ってる人が暖かそうに見えるのは、そのためなんデスね。
体が冷えてしまうと、血流が悪くなり、むくみや代謝が落ちる原因になっちゃいます。
とはいえ、脂肪はなかなか、ついてほしいところにはつかなくて、つかなくていいところについちゃうもの・・・。
つかなくていいところについてる脂肪も、体温調節に頑張ってくれているんだな~って思うと、少しは気が楽になるのです。
とはいえ、お腹の脂肪は容赦なく削りにいきますけどネ!
ビタミン吸収をお助け
ビタミンには、水溶性と脂溶性といって、水に溶けやすい子と、油に溶けやすい子がいるのです。
脂溶性ビタミンの代表格が、
です。
それぞれ大事な働きをもってる子たちなんです。
で、脂溶性デスので、脂に溶けるのです。
つまり、脂質とくっつきやすいんデスね。
脂質が脂溶性ビタミンの吸収やはたらきを助けてあげることで、ビタミンさんは、のびのびと働くことができるのデスよ。
脂質の注意点って何デス?
とりすぎた場合は、特に害はないようなのデスが、なんといっても、
太っちゃいマスよね!
これは副作用より恐ろしいことです。
なので、自分にあった摂取量を、きちんと守ってとる必要があるのデスよ。
逆に、脂質が不足すると、
- ホルモンバランスがくずれる
- 便秘
- 肌荒れ
- 発育障害
- 皮膚炎
- やせ細った感じに
などなど、嫌な効果のオンパレードなのデスよ。
よく、ダイエットをして、やつれたような感じになってる子、いマスよね。
その子たちは、脂質をとっていないのかもしれないです。
どうせダイエットをするなら、キレイにやせたいモノです。
なので、脂質とは、うまく付き合っていきたいデスね。