
カリウムのダイエット効果は、
- むくみの予防や改善!
デス!
目次
カリウムって何デス?
カリウムは、ミネラルの一種なのです。
カリウムは、ミネラルの中でも必須ミネラルの一つなのです。
人間の体の中では、3番目に多いミネラルなのです。
カルシウム、リンの次に多いんデスよ。
だいたいナトリウムの2倍くらいいるようなので、体重の0.3%くらいデスかね。
私の体重がxxxkgなので、ナトリウムの量は、
ナトリウム量 = xxxkg x 0.3% = 159g
デスね。
細胞の中にいるのが好きな子で、98%くらいが細胞の中にいるのです。
ちなみに、ナトリウムとカリウムはライバル関係にありまして、お互いにけん制し合う仲なのです。
なので、ナトリウムさんは、細胞の外にいるのが好きな子なんデスよ。
細胞の中に2人ともいると喧嘩しちゃいマスからね。
ここまでをまとめると
- カリウムは必須ミネラルのひとつ
- 体の中に0.3%ほど存在
- ナトリウムとは拮抗関係

カリウムのおもなはたらきは、ナトリウムポンプ、なのです。
ナトリウムポンプについては、ナトリウムの記事を参考にしてくださいなのです。
カリウムが多く含まれている食べ物は?
カリウムが多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
藻類“]
- あおさ素干し(3.2g)
- ほしのり(3.1g)
- 焼きのり(2.4g)
- 味付けのり(2.7g)
- あらめ蒸し干し(3.2g)
- いわのり素干し(4.5g)
- えごのり素干し(2.3g)
- えながおにこんぶ(7.3g)
- がごめこんぶ(5.7g)
- ながこんぶ(5.2g)
- ほそめこんぶ(4g)
- まこんぶ(6.1g)
- みついしこんぶ(3.2g)
- りしりこんぶ(5.3g)
- 刻み昆布(8.2g)
- 削り昆布(4.8g)
- てんぐさ素干し(3.1g)
- ほしひじき(4.4g)
- まつも素干し(3.8g)
- 乾燥わかめ(5.2g)
キノコ“]
- 乾しいたけ(2.1g)
- 乾まいたけ(2.5g)
調味料“]
- チリパウダー(3g)
- とうがらし粉(2.7g)
- バジル粉(3.1g)
- パセリ乾(3.6g)
- パプリカ粉(2.7g)
- ベーキングパウダー(3.9g)
その他“]
- 玉露(2.8g)
- 抹茶(2.7g)
- せん茶(2.2g)
- 紅茶(2g)
- インスタントコーヒー(3.6g)
- ピュアココア(2.8g)
ミネラルは藻類にも多いのデスが、コーヒーや紅茶、お茶なんかに含まれているんデスね。
コーヒー好きにはありがたいデス~。
あとは、意外なところで、ポテトチップスにも1.2gほど含まれていたりするんデスよ。
ダイエットの敵なので食べませんが・・・(´・ω・`)
カリウムの推奨量と上限量、あと、実際に20代女性がとっている量を見てみると、
(厚生労働省の平成24年 国民健康・栄養調査より)
- 推奨量:2,700mg
- 摂取量:1,850mg
- 上限量:ナシ
となってます。
カリウムとれていませんネ。
上限量は特にもうけられてませんので、ガンガン海苔や昆布を食べて、コーヒーがぶがぶ飲んで、ぽてとちっp・・・おっと・・・。
とにかくいっぱいカリウムをとるのデス~。
カリウムをとるためには
カリウムは熱や水に弱いのです。
なので、煮物などにすると、30%いなくなっちゃうそうなんデスよ。
なるべく、生や乾したものを食べていきたいデスね。
もしくは、スープや鍋など、お汁をちゃんと飲むお料理が良いのです。
ココには書いてませんが、
- アボガド
- ひじき
- バナナ
なんかにも多く含まれています。
カリウムとナトリウムがライバル関係という話をしたと思うのデスが、日本人は最近、お塩とりすぎでナトリウムが多くなりがちなのです。
ライバルが増えているのに、カリウムさん少ないと負けちゃいマスので、健康のためにも、カリウムいっぱいとるのデスよ。

カリウムに期待できる効果って何デス?
カリウムに期待できる効果は、
- 病気の予防や筋肉をきちんと動かす
- むくみの予防・改善
です。
病気の予防や筋肉をきちんと動かす
カリウムは、ライバルのナトリウムと一緒に、ナトリウムポンプを動かしているのです。
カリウムをちゃんとっていると、ナトリウムポンプがきちんと動くので、体の健康がたもたれるのデスよ。
でも、カリウムが不足してしまうと、体液のナトリウム濃度が上がり、細胞の中の水が出て行ってしまうのです。
水が多くなると、その分、血液も増えちゃいマスので、流すためには血圧を上げる必要があるのです。
そうなることで、高血圧になっちゃうリスクがあるんデスね。
また、ナトリウムポンプは筋肉を動かすのにも役立っているのです。
そのため、十分なカリウムがいないと、ナトリウムポンプがうまく働かず、けいれんしちゃったりするのデスよ。
ナトリウムポンプは、ほかにもいろんなところで使われてマスので、きちんと動かすためにも、カリウムをしっかりとりたいデスね。
そうすることで、いろんな病気の予防につながり、健康な体でいられるのデスよ。
むくみの予防、改善
むくみの予防や改善にも、実はナトリウムポンプがかかわっているのです。
細胞の中のナトリウムが増えすぎると、濃度を下げようとして、お水が流れ込んでくるのです。
そうなると、細胞が膨らんじゃうんデスね。
これがむくみの原因なのです。
カリウムをしっかりとっていると、ナトリウムとカリウムを交換するナトリウムポンプのはたらきで、細胞の中のナトリウムは外に追い出されちゃうのです。
これによって、水が中に入ってくるのを防いでくれるんデスね。
また、ナトリウムとカリウムは、ライバル関係なのデスが、実は結構仲良しでして。
増えすぎたナトリウムは、カリウムとお手手つないで体の外に出ていくんです。
この働きで、とりすぎたナトリウムを体の外に出してくれるんデスね。
漫画でも、ライバル関係だった2人が、最後は握手!なんていうシーンがよくあるのです。
やっぱりライバルほど仲が良いんデスね。
カリウムの注意点って何デス?
カリウムをとりすぎることによる副作用はほとんど見られていないのです。
とったカリウムの大半が、体の外に出されるためデスね。
そのため、摂取上限ももうけられていないのです。
注意するのは、腎機能に障害をもっている人なのです。
カリウムは体の外に出されるのデスが、そのときに腎臓さんを通って行くのデスよ。
このときに、腎臓さんが正しく機能していないと、カリウムが体の中に貯め込まれちゃうんデスね。
それによって、不整脈など、いろんな病気になりかねませんので、腎機能に障害をもっている方は、とるのをひかえたほうが良いのです。
逆に、不足した場合なのデスが、
- 高血圧
- むくみ
- 体がだるい
- けいれん
などなどが起こっちゃう可能性があるのです。
日本人は、カリウム不足なので、ドンドンとると良いのです。
ちなみにカリウムは、汗や尿でドンドン排出されてしまいます。
また、アルコールを飲むことでも消費されてしまうのです。
スポーツをしていい汗をかいて、ビールをぐびーっと・・・
最高に幸せなのデスが、カリウムが流れ出ていることに注意なのデスよ。
おつまみに、ポテトチップスを食べると、少なからずカリウムをおぎなうことはできマスが、カロリーに注意!なのです。