
ヨウ素のダイエット効果は、
- 基礎代謝アップ!
- 脂肪燃焼
デス!
ヨウ素って何デス?
ヨウ素は、ヨードとも呼ばれるミネラルの一種なのです。
ミネラルの中でも必須ミネラルの一つなのです。
体の中にだいたい13mgくらいあると言われてます。
で、そのほとんどが甲状腺ってとこにいるのです。
甲状腺っていうのは、喉にある小さな器官です。
とっても大事な器官でして、いろいろなホルモンを出しているのです。
ヨウ素はここで、ホルモンの成分になるために待機しているのデスよ。
そういえば、ヨウ素といえば、理科の実験を思い出しませんか?
切ったじゃがいもにヨウ素をかけると・・・ってやつデスね。
じゃがいものでんぷんとヨウ素が反応して、青紫色になりましたよね。
懐かしいデスね~。
お肌だけあの頃の水を弾くお肌に戻したいモノです。
ここまでをまとめると
- ヨウ素は必須ミネラルのひとつ
- 体の中に13mgほど存在
- 体の中のヨウ素のほとんどが甲状腺にいる

ヨウ素のおもなはたらきは、基礎代謝向上や成長促進、なのです。
ヨウ素が多く含まれている食べ物は?
ヨウ素が多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
藻類“]
- まこんぶ(240000μg)
- 刻み昆布(230000μg)
- ながこんぶ(210000μg)
- ほしひじき(47000μg)
- つくだ煮(11000μg)
- カットわかめ(8500μg)
- 素干しあおのり(2800μg)
- 焼きのりあまのり(2100μg)
- 素干し、水戻し乾燥わかめ(1900μg)
- わかめ原藻、生(1600μg)
- ほしのり(1400μg)
- 湯通し塩蔵わかめ(780μg)
- 赤とさかのり(630μg)
- めかぶわかめ(390μg)
- ところてん(240μg)
- おきなわもずく(140μg)
お魚“]
- 生まだら(350μg)
- 生あわび(180μg)
- 生すけとうだら(170μg)
- たらこすけとうだら(130μg)
その他“]
- 昆布だし(8200μg)
- ビーフ、レトルトパウチカレー(370μg)
- 脱脂粉乳(120μg)
- 全卵、生(140μg)
- ポテトチップス(260μg)
- 塩せんべい(110μg)
藻類が半端ないデスね~。
ポテチからとれるのはありがたいのデスが、カロリー・・・。
ちなみに、μ(マイクロ)は、100万分の1グラムなのです。
mgの1,000分の1なのデスよ。
ヨウ素の推奨量と上限量、あと、実際に20代女性がとっている量を見てみると、
(2015年版の日本人の食事摂取基準より、ただし摂取量については文献ナシ)
- 推奨量:130μg
- 摂取量:1,000~3,000μg
- 上限量:3,000μg
となってます。
ミネラルには珍しく、ちゃんととれてるんデスね。
ちゃんととれてるっていうか、人によっては上限量いっぱいまでとっちゃってるんデスね。
ちなみに、他の成分で参照している『厚生労働省の平成24年 国民健康・栄養調査』には、ヨウ素の摂取量はのっていなかったのです。
そのため、ネットで調べて、だいたいこのくらいとってるであろう、という値を記載しています。
ヨウ素をとる際の注意点
ヨウ素は海産物に多いのです。
そのため、海に面していない国では不足しがちなミネラルなのデスよ。
でも、日本は周りが海デスし、昔から海産物をいっぱい食べる民族デスから、ヨウ素不足になることは、ほとんどないのです。
ただ、摂取量を見てもらったとおり、食事だけで上限を超えてとってしまうことも珍しくないんデスよ。
そのため、食事で過剰摂取に気をつけないといけない唯一のミネラルともいえるのです。
一覧に書いてなくて、ヨウ素が多く含まれている食品としては、
- ひじき
- いわし
- さば
- かつお
- ぶり
などがあるようデスよ。
また、ヨード卵ってよく見かけマスよね。
あれは、鶏のエサに藻などなどを使うことで、卵の中に含まれるヨウ素の値を上げているのです。
コクがあっておいしい卵なのデスが、くれぐれもヨウ素のとりすぎには注意!なのです。

ヨウ素に期待できる効果って何デス?
ヨウ素に期待できる効果は、
- 基礎代謝アップ
- 成長の促進やたんぱく質などの代謝や脂肪燃焼などなど
です。
基礎代謝アップ
ヨウ素は甲状腺でホルモンの材料になって頑張ります。
いわゆる甲状腺ホルモンという子です。
甲状腺ホルモンにはいろんな役割があるのですが、そのひとつが、基礎代謝のアップです。
基礎代謝は有名デスよね。
寝ていても、テレビを見ていても、本当に何もしてなくてもカロリーが消費されることデスね。
摂取カロリー < 消費カロリー
であれば、ドンドン痩せていくわけデスから、基礎代謝が増えれば増えるだけ痩せやすくなるわけなのです。
ダイエットという点からすると、素晴らしいミネラルなのです。
成長の促進やたんぱく質などの代謝や脂肪燃焼などなど
甲状腺ホルモンには、まだまだいろんな効果があります。
その中のひとつが成長の促進です。
炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質といった三大栄養素をガンガン燃やしてエネルギーを作り、そのエネルギーで新しい細胞をドンドン作ってます。
新しい細胞が作られることで、ドンドン成長していくんデスね。
また、皮膚や髪の毛などでも新しい細胞が作られています。
新しい細胞と古い細胞を入れ替えることで、ツヤツヤな髪や、プルプルのお肌を手に入れることが出来るのです。
また、最近の研究では、脂肪を燃やしてくれる効果も確認されているようです。
この効果のおかげで、ヨウ素はダイエット界の大注目ミネラルとなっているのデスよ。
その他の効果としては、
- 神経細胞の発達
- 末梢神経の成長
- 悪玉コレステロールをやっつける
などなどが確認されてます。
ヨウ素の注意点って何デス?
ヨウ素は、とりすぎた分は体の外に出されるのです。
なので、副作用は基本的にないのです。
ただ、長い間、ヨウ素をとりすぎてしまったり、サプリメントなどを使用した場合、副作用が起こる可能性があります。
過剰摂取した場合の症状には、
- 体重増加
- 頻脈
- 筋力低下
などがあるようなのです。
体重増加が恐ろしいデスね。
ヨウ素をとりすぎることによって、甲状腺ホルモンがうまく分泌されなくなり、基礎代謝が下がってしまうことが原因のようなのです。
ダイエットのために、良かれと思ってとったら、とりすぎてしまって、逆に太っちゃうとか悲劇なのデスよ!
サプリメントなどでとる場合は、上限値の3,000μgをきちんと守るようにするのデス!
逆に、不足した場合なのデスが、
- 精神発達が遅くなる
- 甲状腺機能低下
- 成長不良
- 動作が緩慢になる
などが起こっちゃうようです。
日本では基本的に不足することはないと思いマスが、ダイエットで食事制限した場合は注意なのです。
カロリー低い食べ物も多いデスから、少なくとも推奨量くらいはきちんととっておきたいデスね。
基礎代謝にも関わるミネラルデスから、最優先でとりたい栄養なのです。