
グルタミン酸のダイエット効果は、
- ダイエット効果はありませんが美肌効果!
デス!
目次
グルタミン酸って何デス?
グルタミン酸は、アミノ酸の一種です。
アミノ酸の中でも非必須アミノ酸の一つなのです。
非必須アミノ酸デスので、体の中で作ることができます。
いろいろなルートで作られマスが、有名なのはグルタミンからの変化デスね。
グルタミン⇒グルタミン酸、わかりやすくて良いデスね!
そして、グルタミン酸は、とても身近な子でして、いわゆる『旨み』の成分なのデスよ。
有名どころとしては、「味の素」デスね。
アレってなんとも言えない味わいデスよね。
ちょっとお料理に入れただけで味がひきたつ素晴らしい調味料なのです。
化学調味料に入っている『旨み』成分は、だいたいグルタミン酸なのです。
ちなみに、納豆にもグルタミン酸入ってまして、グルタミン酸が5,000個以上合体すると、ポリグルタミン酸っていう子になるのデスが、納豆のネバネバは、ポリグルタミン酸からできているのです。
5,000個合体って凄いデスよね。
キングスライムですらスライム8匹なのに!
ここまでをまとめると
- グルタミン酸は非必須アミノ酸のひとつ
- グルタミンなどから変化
- 旨みの成分

グルタミン酸のおもなはたらきは、アンモニアを分解する、なのです。
グルタミン酸が多く含まれている食べ物は?
グルタミン酸が多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
穀類・お菓子・乳製品“]
- 小麦たんぱく粉末状(29000mg)
- 焼きふ観世ふ(11000mg)
- 小麦はいが(4900mg)
- 強力粉2等(4700mg)
- マカロニ・スパゲッティ乾(4700mg)
- 強力粉1等(4400mg)
- 中力粉2等(3500mg)
- そうめん・ひやむぎ乾(3500mg)
- フランスパン(3400mg)
- 手延そうめん・手延ひやむぎ乾(3400mg)
- 小麦粉せんべい南部せんべい落花生入り(3400mg)
- クラッカーソーダクラッカー(3400mg)
- 小麦粉せんべい南部せんべいごま入り(3300mg)
- カゼイン(19000mg)
- 脱脂粉乳(6900mg)
- ナチュラルチーズ(5400mg)
- プロセスチーズ(5000mg)
お魚“]
- かつお節(9800mg)
- 削り節(9800mg)
- しらす干し半乾燥品(5500mg)
- すけとうだらたらこ生(3900mg)
- しろさけすじこ(3500mg)
- くろまぐろ赤身、生(3500mg)
- ひらめ養殖、生(3400mg)
- まがれい生(3300mg)
- きはだ生(3300mg)
お肉“]
- ぶたゼラチン(10000mg)
- にわとりむね皮なし、生(3600mg)
- くじら肉、赤肉、生(3500mg)
- しちめんちょう肉、皮なし、生(3500mg)
- ぶたロース赤肉、生(3400mg)
- やぎ肉、赤肉、生(3400mg)
- ほろほろちょう肉、皮なし、生(3400mg)
ほかのアミノ酸と違って、お魚やお肉がそこまで多くないデスね。
また、調味料だらけのイメージもあったのデスが、調味料もないデスね。
代わりに小麦系が多いのです。
割とダイエットに優しそうな食品が多いのデスよ。
ちなみに、グルタミン酸の推奨量と上限量デスが、アミノ酸については特に参考にできる文献がないのデス・・・。
なので、独自に調査した値を載せてます。
- 推奨量:0.5g以内
- 上限量:ナシ
グルタミン酸をとる際の注意点
グルタミン酸は水に溶けにくいので、ナトリウム(お塩)と合体させて、グルタミン酸ナトリウムとして食べ物に入れられていることが多いのです。
グルタミン酸ナトリウムのことを、MSGって呼ぶんデスが、いっとき、MSGのとりすぎが世界的に問題になったのです。
そのときに、上限量が定められたのデスが、科学的根拠がないとして、結局取り下げられたんデスね。
なので、いまだにグルタミン酸ナトリウムについては研究中なのです。
推奨量にのせている値は、米国実験生物学会連合 (FASEB)っていうところが発表した値にもとづいて記載しています。
ただ、推奨量に書いている数字は、MSGとしての数字です。
なので、グルタミン酸単体としては、もうちょっと控えめにしたほうが良いかもしれませんね。
一覧にのっていなくて、グルタミン酸が多く含まれる食品は、
- 白菜
- 緑茶
- トマト
- しいたけ
などがあるようです。

グルタミン酸に期待できる効果って何デス?
グルタミン酸に期待できる効果は、
- アンモニアを分解!
- 美肌効果!
です。
アンモニアを分解!
グルタミン酸は、体の中のアンモニアと合体する子なんです。
アンモニアは、理科の実験で知ってる人も多いと思いマスが、あのくっさい子です。
アレが体の中に出来ちゃうんデスよ。
体を工場とすると、エネルギーを作った時に、廃棄物としてアンモニアが出来ちゃうんです。
アンモニアは、くさいだけじゃなくて、とても害がある子なので、無害な子に変えてあげないといけないんデスよ。
アンモニアを変化させる主なルートとしては、
- 肝臓
- 腎臓
- グルタミン酸
があるのです。
グルタミン酸は、おもに脳や筋肉などでできたアンモニアを無害な子に変えるために頑張ってます。
その頑張り方は、なんとアンモニアとくっついちゃうんデスね。
アンモニアとグルタミン酸がくっつくと、グルタミンっていうアミノ酸に変わるのです。
凄いデスね~。
女性も、ちょっと危ないくらいの男性に惹かれることってあるじゃないデスか。
危険なにおいのする男性がモテるっていう。
グルタミン酸が女性だとすると、そんな感じなんでしょうね。
危ない子に惹かれちゃってくっついちゃう。
それを考えると、ちょっと可哀想な子デスよね。
美肌効果!
お肌のミズミズしさに必要なモノとして、角質にあるNMFっていう子がいるのデスが、この子を作るのにもグルタミン酸が頑張ってます。
お肌の構造とみずみずしさについては、以下の記事を参考にしてほしいのです。
NMFを構成する主要なアミノ酸の中にはいないのデスが、NMFの構成成分のひとつである、PCA(ピロリドンカルボン酸)。
グルタミン酸は、このPCAの成分になるのです。
NMFのうち12%がPCAデスから、とっても大事なんデスよ。
PCAは、別名、ピログルタミン酸です。
名前に思いっきりグルタミン酸って入ってマスね。
グルタミン酸をしっかりとって、NMFをガシガシ作って、みずみずしいお肌を手に入れるのです。
これ以外のはたらきとしては、
- 記憶力を高める
- 血圧を下げる
- 脂肪をつきにくくする
などがあるようです。
脂肪をつきにくくする効果については、まだまだ実験中のようデスが、これが本当なら、すごくうれしいデスね。
ダイエットの必須アミノ酸になる日も近いかも!?
グルタミン酸の注意点って何デス?
グルタミン酸は、普段の食事でとりすぎることはほとんどないのです。
とはいえ、偏った食事をしていると、MSGとりすぎになる可能性がありマスので注意が必要なのです。
また、サプリメントなどを使用した場合、副作用が起こる可能性があります。
過剰摂取した場合の症状には、
- 眠れない
- 神経症状
- 幻覚
- 頭痛
- のぼせる
- 手足がしびれる
などがあるようなのです。
結構、怖い症状がありマスので、推奨量の0.5gは超えないように注意したいデスね。
逆に、グルタミン酸が不足した場合なのデスが、
- 頭がうまくはたらかない
- 尿がでにくくなる
などがあるようデスよ。
なんといっても、美肌効果は大事です。
そして、体の中にアンモニアいっぱい!とかできればさけたいデスよね。
なので、カロリー低めなモノも多いデスし、ダイエット中でも量に気をつけてうまくとっていきたいデスね。