
クエン酸のダイエット効果は、
- 特にありませんが基礎代謝は上がるかも?
デス!
クエン酸って何デス?
クエン酸は、ヒドロキシ酸の一種なのです。
ヒドロキシ酸はカルボン酸って呼ばれる有機酸の一種なのです。
カルボン酸といえば酢酸が有名デスね。
お酢の成分でもある酢酸なのです。
で、クエン酸はグレープフルーツやレモンといった柑橘類に多く含まれているのです。
あのすっぱーい感じはクエン酸なのですよ。
梅干しにも含まれていることから、酸っぱい成分だってことがイメージできると思います。
そしてクエン酸は、あのクエン酸回路の出発点になる子なんです。
え?クエン酸回路知らないですか?
TCA回路ですよ!
って私も良く知らないのですけども・・・(汗)。
簡単に言うと、
「三大栄養素を分解してエネルギーにする働き」
なんですね。
その出発点になるのがクエン酸ですから、クエン酸がないとエネルギーは作られませんし、糖や脂肪がエネルギーに変換されずに残っちゃうのですよ。
残っちゃうとどうなるかというと、
脂肪になっちゃいますよね・・・。
そんなわけで、クエン酸は大事な子なんですよ。
「じゃあクエン酸ガンガンとらないとダメじゃん?」
って思っちゃいそうですが、クエン酸は体の中で作られるので大丈夫なのですよ。
クエン酸回路の出発点と書きましたが、もう一段階上の過程でクエン酸作ってるんですね。
なので、めったなことでは不足しませんから気にする必要はないのです。
食品添加物としてのクエン酸
クエン酸ですが、食品のラベルを見ているとよく見かけるんですよね。
何に使われてるのかしら?と思ったのですが、食品添加物として利用されることが多いようです。
添加物の中でも指定添加物として、酸味料やpH調整剤、膨張剤として利用されているようですよ。
さわやか~な酸味と香りがないことから、添加物としては使いやすいようですね。
指定添加物としては、以下の成分が登録されているのですよ。
指定添加物“]
- クエン酸
- クエン酸イソプロピル
- クエン酸三エチル
- クエン酸一カリウム及びクエン酸三カリウム
- クエン酸カルシウム
- クエン酸第一鉄ナトリウム (別名クエン酸鉄ナトリウム)
- クエン酸鉄
- クエン酸鉄アンモニウム
- クエン酸三ナトリウム (別名クエン酸ナトリウム)
ミネラルとくっついている子が多いですね。
一説によるとクエン酸はミネラルの吸収を良くするんだとか。
もし本当なら嬉しい効果ですね。
添加物もなかなか侮れないのですよ。
ほかに食品として利用されているクエン酸としては、トクホ認定もされている子がいますね。
どんなモノがあるか見ていきマスね。
トクホ認定食品のクエン酸
2015年7月現在、クエン酸でトクホ認定されているのは、1商品なのです。
1個だけっていうのはちょっと寂しいですね(´・ω・`)
内容と効果は・・・
商品名 | 申請者 | 関与する成分 | 許可を受けた表示内容 |
カルシウムパーラー | 富永貿易株式会社 | CCM(クエン酸リンゴ酸カルシウム) | カルシウムの人への吸収性が高く、食生活で不足しがちなカルシウムを摂取するのに適します。 |
どちらかというと、カルシウムがメインですね。
カルシウムの吸収を良くするためにクエン酸が使われているようです。
ちょっぴり残念ではありますけども、カルシウムはカルシウムでとっても大事ですから、カルシウム不足を感じる人は、このトクホを利用すると良いのですよ~。
クエン酸に期待できる効果って何デス?
クエン酸に期待できる効果をざっくりと記載しマスと、
- 疲労回復効果
- 疲労予防
- お肌の日焼け・乾燥を防ぐ
- ダイエット効果
- 痛風の予防
- 肝臓病の予防
などがあります。
ダイエット効果とかまた、どストレートな効果が記載されてますが、残念なことに上に書いてある効果はヒトでの実証はイマイチのようなのですよ・・・・。
- クエン酸でまずは疲労予防
- 運動しちゃう
- 運動中のお肌の日焼けや乾燥はクエン酸で予防
- クエン酸で疲労回復
- 運動していないときはクエン酸で基礎代謝アップ!
なんていう素敵なサイクルも描けるだけに、なんとか効果を実証してほしいものなのですよ。
クエン酸の注意点って何デス?
普通に生活している分には問題ないようです。
でも、高純度なクエン酸を利用すると、副作用が起きることがあるようです。
たとえば、こんな子ですね。
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お掃除やトイレの消臭などなどに利用できるのですけれど、純度の高いクエン酸を一気に食べちゃうと、
- 下痢
- 吐き気
- 胃腸の不調
などが起こってしまうことがあるようですので、注意が必要なのですよ。