
カロテンなら知っているのです。
β-カロテンが有名ですよね。
では、カロテノイドってなんでしょ??
ボーカロイドみたいな感じでしょうか。
カロテノイドって何デス?
カロテノイドはカロテンよりも大きなくくりなんですよ。
カロテノイドは
- カロテン
- キサントフィル
の2種類に分かれまして、ちょっと難しく言うと、
- カロテン:炭素と水素原子からできている子
- キサントフィル:カロテンに酸素原子もくっついている子
っていう風に分かれるのです。
「じゃあ、そもそもカロテノイドって何??」
っていうことなのですが、
- 色素
なのですよ(笑)。
色素の中でも天然色素といって、動植物が体内にもっている色素のことを指すんですね。
人参が赤いのもカロテノイド、バナナが黄色いのもカロテノイド、みかんが橙なのもカロテノイドのおかげなのです。
現時点では750種類以上ものカロテノイドが見つかっています。
だから世界は色とりどりなんですね。
これが3種類とかですと、すごく寂しい世界になっちゃうのですよ。
ここまでをまとめると
- カロテノイドは色素
- カロテノイドはカロテンとキサントフィルに分かれる
- カロテンとキサントフィルの違いは酸素を含むか含まないか

では、カロテノイドにはどんな種類があるか見てみましょう~。
カロテノイドにはどんな種類があるの?
カロテンとキサントフィルで別々に見ていきマスね。
それぞれの代表的な子は、
- β-カロテン
- リコピン
- ルテイン
- カプサンチン
- ゼアキサンチン
- カンタキサンチン
- フコキサンチン
- アスタキサンチン
- アンテラキサンチン
- ビオラキサンチン
- β-クリプトキサンチン
この中で超有名なのはβ-カロテンですね。
いっとき流行ったβ-カロテン入りのドリンクなどはCMでバンバン放送されていましたし、現在でも栄養機能食品の成分として認められてますから知名度は高いですよね。
ビタミンAが脂溶性ビタミンであるためとりすぎると危険、ということから、体の中で必要なときだけビタミンAになってくれるβ-カロテンをとりましょう、っていうお話も有名ですよね。
そのほかのお国から認められている内容としては、
ですね。
残念ながらトクホに登録されている商品はないのですよ。
どちらかというと、色づけなどで食品添加物として利用されていることが多いようですね。
ざっと見ていきますと、
機能性表示食品“]
- ルテイン
- アスタキサンチン
- ゼアキサンチン
指定添加物“]
- β-カロテン
- カンタキサンチン
既存添加物“]
- β-カロテン(着色料)
- アスタキサンチン(着色料)
- β-クリプトキサンチン(着色料)
- カプサンチン(着色料)
こんな感じでおもに着色料として利用されているのです。
気になる効果ですが、それぞれの成分についてはそれぞれの記事を見て頂くとして、カロテノイド全体としては、
- アンチエイジング作用(抗酸化作用)
があると言われてます。
機能性表示食品に登録されている成分は、目の調子をととのえる効果が期待されているようですね。
カロテノイドの注意点って何デス?
カロテノイドは食事からとる分には問題ないようです。
サプリなどを利用する場合は、容量をきちんと守っておけば安心なようですよ。
ただ、赤ちゃんや妊婦さん、そして授乳中の方については十分なデータがないことも多いようですので、サプリなどを利用するのは控えたほうが良さそうですね。
植物由来の成分はアンチエイジング効果が多いモノが多いですね。
お肉も大事ですが、野菜もしっかりとって、キレイなおばあちゃんになりたいな、なんてことを思っているのですよ。