
アスパラギン酸のダイエット効果は、
- ダイエット効果はありませんがアンモニア撃退!
デス!
アスパラギン酸って何デス?
アスパラギン酸は、アミノ酸の一種です。
アスパラギン酸はアミノ酸の中でも非必須アミノ酸の一つなのです。
同じ非必須アミノ酸のグルタミン酸から作られるんデスよ。
また、非必須アミノ酸のアスパラギンを作ったりもするんです。
作ったり作られたりと忙しい子なのです。
そして、アミノ酸といえば、味が気になるところなのデスが、アスパラギン酸は、
- 強い酸味
- うまみ
の2種類の味を持っているんです。
うまみ成分は良いデスね~。
うまみといえば、グルタミン酸が有名なのデスが、アスパラギン酸も負けてはいないのです。
お味噌や昆布、トマトなどのうまみに、アスパラギン酸も一役買っているんデスよ。
また、味と言えばもうひとつ代表的なモノがありまして。
アスパルテームっていう人工甘味料に、アスパラギン酸も使われているのです。
フェニルアラニンっていうアミノ酸とアスパラギン酸が合体して、アスパルテームを作っているんです。
人工甘味料っていうと、ちょっと難しく聞こえマスが、簡単に言うと砂糖の代わり、みたいなモノですね。
コーラやスポーツドリンク、最近ですとダイエット食品によく含まれているのです。
砂糖の数百倍の甘さを持っていて、かつカロリーが低いようデスので、いろんなモノに使われているのデスよ。
ただ、アスパラギン酸が熱に弱いので、火を使うようなお料理には使えないんデスね。
ここまでをまとめると
- アスパラギン酸は非必須アミノ酸のひとつ
- グルタミン酸から作られる
- 味は酸味とうまみ
- アスパルテームの原料になる

アスパラギン酸のおもなはたらきは、アンモニアをやっつける、なのです。
アスパラギン酸が多く含まれている食べ物は?
アスパラギン酸が多く含まれている食品は、
(『文部科学省 日本食品標準成分表2010』より抜粋。100gあたりの含有量)
お魚“]
- 削り節(7300mg)
- かつお節(7200mg)
- しらす干し半乾燥品(3900mg)
- しろさけすじこ(2800mg)
- くろまぐろ赤身、生(2400mg)
- ひらめ養殖、生(2300mg)
- きはだ生(2300mg)
- しらす干し微乾燥品(2200mg)
- かつお春獲り、生(2200mg)
- かつお秋獲り、生(2200mg)
- まがれい生(2200mg)
- しろさけ生(2200mg)
- まだい天然、生(2200mg)
- はも生(2200mg)
- まあじ生(2100mg)
- うるめいわし生(2100mg)
- さわら生(2100mg)
- とびうお生(2100mg)
- ぶり成魚生(2100mg)
- あまだい生(2000mg)
- くろかじき生(2000mg)
- きす生(2000mg)
- まさば生(2000mg)
- テラピア生(2000mg)
- はぜ生(2000mg)
- めばる生(2000mg)
お肉“]
- ぶたゼラチン(5500mg)
- ぶたロース赤肉、生(2200mg)
- しちめんちょう肉、皮なし、生(2200mg)
- にわとりむね皮なし、生(2200mg)
- くじら肉、赤肉、生(2100mg)
- やぎ肉、赤肉、生(2100mg)
- ほろほろちょう肉、皮なし、生(2100mg)
- うさぎ肉、赤肉、生(2000mg)
- うま肉、赤肉、生(2000mg)
- ぶたロース皮下脂肪なし、生(2000mg)
- ぶたロース皮下脂肪なし、生(2000mg)
- めんようロース皮下脂肪なし、生(2000mg)
- あひる肉、皮なし、生(2000mg)
その他“]
- 小麦はいが(2900mg)
- 小麦たんぱく粉末状(2700mg)
- ほしのり(3500mg)
- カゼイン(6300mg)
- 脱脂粉乳(2600mg)
- ナチュラルチーズ(2000mg)
アミノ酸おなじみの、お魚とお肉が並んでマスね。
ただ、他のアミノ酸に比べると、摂取できる量が多いデスね。
これなら不足することはなさそうなのです。
アスパラギンが、推奨量も上限量も、さらにはどの食品にどのくらい含まれているかもよくわからなかったので不安でしたが、アスパラギン酸をしっかりとることでアスパラギン作られます。
これだけ量がとれるなら、アスパラギン不足になることはなさそうデスね。
次にアスパラギン酸の推奨量と上限量デスが、アミノ酸については特に参考にできる文献がないのデスよ。
加えて、アスパラギン酸については調査しても量に関して記述されているモノがないのデス(´・ω・`)
なので、推奨量も上限量もわかりませんでした!ごめんなさい!
アスパラギン酸をとる際の注意点
アスパラギン酸は非必須アミノ酸デスので、ちょっとデータが少ないんデスよね。
そのため、摂取量と上限量についても、コレだ!というデータが見つからなかったのデスよ。
ただ、食事でとる分には基本的に安全なようデスよ。
副作用も特に見つかっていないようデスし。
ただ、サプリに関しては十分なデータがないようデスので、サプリなどを利用する場合は、少しずつ試すのをオススメしマス!
一覧にのっていなくて、アスパラギン酸が多く含まれる食品は、
- アスパラ
- 豆類
- さとうきび
- もやし
などがあるようです。

アスパラギン酸に期待できる効果って何デス?
アスパラギン酸に期待できる効果は、
- アンモニアをやっつける!
です。
アンモニアをやっつける!
体を動かすにはエネルギーが必要なのです。
ぼーっとしててもエネルギーは使われていくのデスよ。
基礎代謝、って聞いたことありませんか?
基礎代謝は、寝てても消費されるカロリーのことデスね。
では、なぜカロリーが消費されるかというと、寝てても心臓は動いてマスし、肺が動くことで呼吸をしてます。
そういったところでエネルギーが消費されマスから、それにともなってカロリーも消費されるんデスね。
で、エネルギーが作られると、一緒に廃棄物も作られるんです。
工場みたいなイメージデスね。
エネルギーをせっせと作ると、それと同時に廃棄物も垂れ流されちゃう、そんな感じです。
でも、廃棄物を放っておくと、どんどん汚れて行っちゃいマスよね。
人間の体もそれと同じで、廃棄物は速やかに処理する必要があるんです。
その廃棄物っていうのがアンモニア、なんデスね。
あのくっさいアンモニアです。
アレがエネルギーを作るたびにどんどん出来ちゃうんです。
放っておくと、カラダがアンモニア臭くなるだけでなく、いろんなところに影響が出るんです。
なので、サクサク処理してあげないといけないんデスね。
アンモニアをキレイにするために働いてくれる子はいっぱいいるのデスが、その一人がアルギニン酸なのです。
アンモニアをキレイにして体の外に出してあげることで、体の中から廃棄物をなくしているんデスね。
体の中の掃除屋さんなのです。
これ以外の効果としては、
- 疲労回復を助ける
- 抵抗力を高める
- ミネラルを運んで体調を整える
- お肌のハリとツヤを保ってくれる
などなどです。
でも、これらの効果はまだ実証されていないようなんデスね。
スポーツドリンクに入っていたり、お化粧品に入っていたりしマスので、効果があるかどうかはわかりそうなモノなのデスけど。。。
ともあれ、早く実証してほしいものデスね。
アスパラギン酸の注意点って何デス?
アスパラギン酸は、普段に食事でとる分には、副作用を気にする必要はないようです。
ただ、サプリ等については、今のところ絶対安全!と言えないようデスので、とりすぎには注意なのデスよ。
妊婦さんについても安全性が確認されていませんので、サプリは使わないほうが良いようです。
赤ちゃんに影響とかあったら大変デスからね。
とはいえ、副作用については特に確認されてませんので、ガバガバサプリとかを飲まない限りは大丈夫じゃないかな?と思います。
逆にアスパラギン酸が不足した場合デスが、
- 疲れやすくなる
- アンモニアがたまっちゃうかも
などがあるようです。
効果も副作用もまだまだ謎の多い子デスが、非必須アミノ酸デスので、たんぱく質を作るのに必要なのは確かなのです。
なので、ダイエットをして食事制限をしているときでも、もやしやお魚から、しっかりとアスパラギン酸をとっていきたいデスね。